9月10日に、大阪府立牧野高校で、総合的な探究の時間として「キャリア探究」ワークショップを実施しました。

総合的な探究の時間とは、生徒自身が自ら課題を設定し、情報の収集・分析・まとめをし、周囲と協力しながら解決策をまとめる「探究学習」を行う時間です。

ひらかた診断士の会は、「枚方」にゆかりのある中小企業診断士の交流を行い、地元愛に溢れる、地域に焦点を当てた活動を企画・実施しています。詳細は、以前の記事をご確認ください。

企画概要

牧野高校の校舎

今回は、大阪府立牧野高校の3年生・7クラスを対象に、5・6限を使ってワークショップを実施します。講師には、中小企業診断士とキャリアコンサルタントの総勢24名が参加し、3名ずつ分かれて各クラスを対応しました。

ワークショップは、「強みの深堀り」よりも、「幅を広げる」ことを重視して、企画しています。
他者との対話を通じて自己理解を深め自己の可能性を広げること、共創の場を体験することを目的に実施しています。

企画自体はこの後にも続いていきますが、今回は第一歩目として、ワークショップをメインに実施しました。

実施内容:ワークショップ

今回のワークショップは2つに分かれていて、「手持ちの資源や想いを棚卸する」ワークと、「手持ちの資源や想いを掛け合わせて企画を考える」ワークを施しました。

企画のテーマは「自分たちの最高の卒業イベント(前日予行)」を考えてもらうことにしました。前日予行とは、卒業式前日に生徒たちが自ら企画・運営する卒業イベント(牧野高校の慣例行事)のことを指します。

まずは「手持ちの資源や想いを棚卸する」として、手元のシートに記載をしていただきます。初めは何を書いたらいいのか、、、という空気感でしたが、徐々にペンも進んでいきました。その後は、グループごとに記載内容に質問をし、より深く内容を聞いていきます。

その後は、「先生への公開インタビュー」として、キャリアコンサルタントからインタビューを実施しました。インタビューの内容は、どうして先生になったのか、または先生という職業に携わって感じているやりがいなど、今回は一人の大人として先生という職業に対する思いを語っていただきました。そして、これから卒業していく生徒たちへの期待やメッセージをいただいて、インタビューは終わりになります。

最後のワークショップは、グループメンバーの手持ちの資源、自分たちのやりたい思い、そして公開インタビューで出てきた先生の思いなどを掛け合わせながら、自分たちの最高の卒業イベントを考えてもらうワークショップにしました。制約条件としては「お金をかけないこと」、または「自分たちで取り組めること」とし、あまり現実的でないものはNGとし、それ以外は自由な発想をしていただくようにしました。

最後に各グループで企画案を発表してもらい、授業は終了となります。授業が終わってからは、参加したメンバーで集合写真を撮って、今日の企画を締めくくりました。

黒板に書いたワークショップのイラスト

参加した感想

高校生と一緒にワークすることは初めての経験でしたが、みんな素直でまじめに、楽しくワークショップに取り組んでいただいたことが印象的で、とても嬉しく思っています。自分が学生だった頃のことを思い出すと、ここまでまじめに取り組んでいたかどうか。

普段接することのない生徒同士でグループになることもあったので、生徒同士がお互いの意外な一面を発見し、楽しんでワークショップをしてもらえていました。先生へのインタビューでは、普段聞けない話が聞けたからか、興味を持って聞いてくれていたように感じています。

今回は、24名という大人数の企画でしたが、よくまとまっていたように思いますし、他資格(今回は中小企業診断士とキャリアコンサルタント)とのコラボは難しいのですが、今回はすごく良い価値が出せていたように思います。

キャリア探究の授業は、これからまた別の形で続いていくので、継続して参加しながら皆さんの成長を見ていきたいと思っています。

最後に

この授業の形は、他の学校でも使えるものだと思っています。
チャンスがあれば他の高校でも実施してみたいですし、自分の母校で開催できたら、また違った経験ができて楽しいのかなと感じました。

ひらかた診断士の会では、「会ってみたい」、「話をしてみたい」という要望をいただきましたら、気軽に会いに行きますので、是非ともお声がけください。