先日、枚方診断士の会の活動として、地域住民として事業者様と混ざるワークショップを実施しました。

今回は診断士や専門家としてという側面より、一人の市民として「こんなのがあったらいい」という取り組みやサービスのアイデア発想を行いました。

枚方診断士の会は、「枚方」にゆかりのある診断士の交流を行い、地元愛に溢れる、地域に焦点を当てた活動を企画、実施しています。詳細は、以前の記事をご確認ください。

枚方診断士の会が始動!地域の診断士を集めると可能性しかない

1. 事業者様の概要

今回のワークショップは、事業者様にお伺いして実施しました。お相手となる事業者様は「ひらかた独歩ふぁーむ」さんで、枚方市穂谷で農業をされています。

ひらかた独歩ふぁーむ様:HP

嬉しいことに、ひらかた独歩ふぁーむさんのHPでも、紹介いただきました!

ワークショップ

まずは代表の大島様から、想いや現在までの取り組み、今後についてなど、お話しいただきました。

大阪府枚方市から、農業を通じて「21世紀(現代)の里山」を創造します。

この思いで事業をされている中で、元々農家の家系ではない代表が農地を借りて農業をこと、里山は適度に人の手を入れながら維持されていたこと、農と人をつないで現代に合わせて創造していくという思いで事業こと、里山は今持っている人からすると重荷だが地域で見れば貴重な資源になることなど、様々なお話をお伺いしました。

もちろんお野菜にもこだわりをお持ちで、BLOF(Bio LOgical Farming)理論に基づいて、苦みが少なく栄養素の高いお野菜を作られています。

後に、ワークショップのお礼としてお野菜をいただいたのですが、チンゲン菜、春菊、人参を生でいただいたのですが、「甘い」と感じたのは、本当に驚きでした。

2. 参加した感想

枚方診断士の会のメンバーは、さすがにワークショップに慣れていることもあり、面白い案がたくさん生まれていました。

ただ今回の面白いところは、診断士がワーク慣れした専門家の一面ではなく、「一人の市民」として参加したことにあると思います。つまり出てきた案に対して、自分ならこうして欲しい、うちの家族なら交がいいと、「自分ごと」でアイデア発想をすることができました。

普通のワークショップだと、ターゲットやペルソナを設定してアイデア発想をするため、地域の人でアイデア発想すると、どこか「他人ごと」の雰囲気が出てきますが、1人の市民として中の人がワークショップをする価値はあると感じました、

今後、企画を詰めていく際や、プロトタイピングをする際は、また一人の市民として参加させていただこうと思いました。

最後に

今回は、中の人が地域愛をもって活動する価値を感じることができました。これは地域を盛り上げていくには、重要な要素になると考えております。

今後も、活動自体は微力ながらもご縁を頼りに進んでいきたいと思っております。何かいい案をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お声がけいただけると幸いです。