11月2日に、枚方診断士の会の活動で、摂南大学生徒のワークショップを実施してきました。
今回は「バレーボールを通じた地域の賑わい創出とプロモーション活動」をテーマに活動をされている内容を伺い、ワークショップを実施してきましたので、ご紹介していきます。
枚方診断士の会は、「枚方」にゆかりのある中小企業診断士の交流を行い、地元愛に溢れる、地域に焦点を当てた活動を企画、実施しています。詳細は、以前の記事をご確認ください。
摂南大学 概要
今回のワークショップは、摂南大学の現代社会学部の学生さんが行っている、FALプロジェクト(フィールド型アクティブ・ラーニング)の中で、「バレーボールを通じた地域の賑わい創出とプロモーション活動」をテーマに活動しているメンバーと実施しました。
摂南大学 現代社会学部HP:https://www.setsunan.ac.jp/gendaishakai/
FALのテーマはこれ以外にもたくさんあり、企業・地方自治体・NPOなどと連携して、社会の現場で実践的/体験的に学ぶことができるそうです。私が学生の時代には、企業や地方自治体などと連携して活動をすることは、まったくイメージできなかったので、最近の学生はすごいなと感心します。
今回のテーマの概要は以下のリンクにありますが、バレーボールチーム「大阪ブルテオン」のホームゲームでの活動を通じて、枚方の魅力をより多くの人に知ってもらい、その成果を地域に還元するように活動を行っています。
実施概要
まずはお互いに初めましてなので、「中小企業診断士」とは何か?、「枚方診断士の会」とはどんな集まりか?などのご紹介からスタートし、併せて本日の流れを紹介しました。

初対面の学生さんと社会人で、お互いに雰囲気は固い状態ですので、まずはアイスブレイクから取り組んでもらいました。「実はわたくし、、、」というお題を出し、自己開示をしながら自己紹介をしていただきました。

「昔〇〇をしていた」「〇〇ができる」など、たくさんの思わぬネタが飛び出しながら、徐々に空気もやわらかくなってきましたので、ここからは本題に入っていきます。まずは学生さんからFALの紹介、また現状の活動、今後の思いなどを、プレゼンしていただきました。

同時にワークショップで会話したいことのイメージも併せ、ここからは学生さんと社会人が混ざる混成チームに分かれて、2つのチームでワークショップを実施します。会話をしながら理解を深め、現状の課題や、解決のアイデアなどをディスカッションしていきます。

学生さんの熱量というか想いはすごく、自分たちで現場に出て、考えて、動いているからなのかなと思いますが、粗い部分はあるものの、ここまで話ができるのには驚きました。
どちらのチームも大いに盛り上がっていましたが、時間が来たのでまとめの発表をしてもらいました。


ワークショップが盛り上がっていたので、纏めの時間をあまりとれませんでしたが、きれいにまとめた発表をしてくれました。最近の学生さんのプレゼンスキルの高さがうかがえます。
参加した感想
学生さんと会話をしていると、自分たちで考え、現場に立って行動し、「じぶんごと」にして活動をしていることがよくわかります。自分事になているので、うわべだけの話ではなくて、熱量のある話ができているのだと感じました。
ワークショップの中で会話をした課題感も様々で、目先の手法をどうしようかという話から、そもそも伝えたいこと、どうなったらよいのかなどの根底に関わるところまで、たくさんのお話をさせていただきました。
今回、縁あって一緒にワークショップをしたことをきっかけに、気づきを得てより良い方向で影響があると、とても嬉しく思います。今回は初めましてだったので、次回はもう少しワークショップの方向性を絞って、より深く考えていくのも、面白いと感じました。
最後に
学生さんとのワークショップは、診断士側も普段と違うので全体を見ると少し硬さがあり、あまり事前にワーク内容を詰めなかったkともあり、その場でのアドリブのようなノリで会話が進んだことも良かったように思います。
ただ、およその課題感は、両チーム共通して出てきているあたりは、面白い結果が出たと感じています。今後、第2回ではまた違った形でワークショップができればおもしろそうです。
枚方診断士の会では、「会ってみたい」、「話をしてみたい」という要望をいただきましたら、気軽に会いに行きますので、是非ともお声がけください。

